古くから打吹山を仰ぎ、その城下町として栄えた倉吉。このふるさとに伝わる天女と童子の物語を「打吹童子ばやし」として、子ども達(童子)の打つ吹く太鼓と笛の音で伝えていこうと、1992年7月に誕生しました。設立以来、地域のたくさんのイベントで演奏させて頂いています。
発足から5年毎に、5月(母の日)に、打吹山山頂に太鼓を担いで上がって「母 天女に届け!」と演奏会をしています。
国内交流では、
千葉県館山市
2006年鳥取県青少年郷土芸能で創作郷土芸能として、打吹童子ばやしが「伯州里見伝説 新・八犬伝」を発表しました。以来、「新・八犬伝」は「倉吉せきがね里見まつり」の日に奉納演奏をしています。里見八犬伝の里見氏の縁で、千葉県館山市と交流をしています。
※里見氏10代忠義公と家臣の皆様のお墓が倉吉市大岳院にあります。
愛媛県宇和島市
倉吉市の夏祭り「打吹まつり」の牛鬼の縁で、宇和島市の「うわじま牛鬼まつり」に参加しています。
※宇和島から赤い牛鬼がやってきて倉吉の白い牛鬼と打吹童子ばやしお祭り隊と女みこしが打吹まつりの初日を盛り上げています。
海外での演奏経験もあります。
2002年4月にはカンボジアの影絵芝居の子ども達との交流がきっかけで、カンボジアのアンコールワットの町シェムリアップで交流公演をしました。
2006年10月韓国羅州市(ナジュシ)の栄山江(ヨサンガン)文化祭で演奏。羅州小学校で交流演奏会をしました。翌年には、倉吉で交流演奏会を開催しました。
2019年7月韓国江陵市(カンヌンシ)で開催された「江陵国際青少年芸術祝典」に出演しました。
団員は、倉吉市及び中部地区の小学校1年生から6年生までです。童子ばやしを卒業していった子どもは150名を超え、卒業生の中には倉吉打吹太鼓で活躍している人もいます。2013年には、卒業生の中高生を中心に、和太鼓LEGEN童が結成されて活動をしています。 |