もどる


 倉吉市東町にある曹洞宗のお寺、大岳院(ダイガクイン)には、里見忠義と八賢士の墓があります。

 里見伝説といえば、千葉県房総の館山市。曲亭馬琴が書いた「南総里見八犬伝」で有名ですね。里見氏は、一時は武田信玄や上杉謙信などと時代を同じく千葉県南房に170年にわたって君臨し勢力をもっていました。

 関が原の戦い後、外様大名であった里見家は、9代里見義康の死によって、当時10歳の忠義が家督を継ぐ。1606年に元服し、二代将軍徳川秀忠の一文字をもらい受け忠義と名乗った。 

 しかし、江戸湾入り口に里見水軍をもち君臨する里見氏の勢力は、江戸幕府にとっては脅威であった。徳川家康の計略により、里見家10代当主里見忠義(22歳)は(1614年)無実の罪をきせられて、まさに大阪夏の陣の時に、伯耆国の倉吉に左遷されてしまった。

 1614年
12月、倉吉に到着した忠義に引き渡された所領は、実際には4000石程度に過ぎず、打吹城(倉吉城)に入ることもなく、神坂村(現在の倉吉市住吉町)に居住した。最後は倉吉市関金の堀に遷され、1622年8月29才で他界している。
 
 その三ヶ月後の9月19日に8人の家臣が殉死。8人の戒名には、みな賢の文字が付けられた。(大岳院に眠っている)

 「南総里見八犬伝」の冒頭は「世は戦国となりしころ」と始まります。

 戦国時代の関東が舞台です。初代里見義実と八犬士の活躍が描かれていますが、倉吉で生涯を終えた里見忠義と八賢士の話をモデルにしたのではないかとされています。

大岳院の里見忠義公と八賢士のお墓にお参りです。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 忠義は、打吹城(倉吉城)に入ることもなく、神坂村(現在の倉吉市東町)に居住した。忠義は神坂村の大岳院に寺領3石を寄進したり、北野村(倉吉市北野)で天満宮を再建したり、北条郷(旧北条町)の山田八幡宮の修築事業をおこなったりしている 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 平成18年11月19日 鳥取県総合芸術文化祭「鳥取県青少年郷土芸能の祭典2006」で、伯耆里見伝説「新・八犬伝」を創作郷土芸能として、鳥取県文化振興財団のプロデュースにより、打吹童子ばやしの新作「新・八犬伝」を発表しました。


 打吹童子ばやしの「新・八犬伝」の衣装の背中には二引両の家紋を入れました。里見家の家紋は二引両ですが、曲亭馬琴の八犬伝では中黒・一引両になっています。打吹童子ばやしの演奏する「新・八犬伝」は、「南総里見八犬伝」を基にしているので、一引両の家紋がふさわしいのでしょうが、伯耆国倉吉で生涯を終えた里見忠義と八賢士を地域の宝として大切にしていこうとの思いから、あえて里見家の家紋の二引両にしました。
中黒 一引両
新・八犬伝Music
曲名:「新・八犬伝」             
作曲者:村田速実            
曲の著作権者:鳥取県文化振興財団
伏姫のテーマ 雷鳴 RAIMEI 八犬士の章 玉梓の章 戦いの章 宴 UTAGE 1 宴 UTAGE 2 宴 UTAGE 3


ふせひめ いぬえしんべえまさし いぬかわそうすけよしとう いぬむらだいかくまさのり いぬさかけのたねとも いぬやまどうせつただとも いぬかいげんぱちのぶみち いぬづかしのもりたか いぬたこぶんごやすより
伏 姫 犬江親兵衛仁 犬川荘助義任 犬村大角礼儀 犬坂毛野胤智 犬山道節忠與 犬飼現八信道 犬塚信乃戌孝 犬田小文吾悌順


 「南総里見八犬伝」は曲亭馬琴が1814年から1842年の28年にわたって書き上げた壮大な物語です。原典は98巻106冊に及ぶ日本古典文学では最長の作品でもあります。連載途中に失明し、息子の嫁のお路(おみち)に口述筆記させて完成させました。
 
 詳しくは、館山市立博物館ホームページさとみのふるさとへどうぞ。http://www.city.tateyama.chiba.jp/satomi/index.html
館山市立博物館ホームページさとみのふるさとへどうぞ。
http://www.city.tateyama.chiba.jp/satomi/index.html
さとみのふるさと


鳥取県青少年郷土芸能の祭典2006 第3回子ども太鼓のつどい

                  
                  

  もどる